日商簿記

■第4位 日商簿記
会社や経済の仕組みがわかる!実社会で広く応用できる定番人気資格

難易度

★★

就・転職評価

★★★★

独立・開業

■簿記の資格と仕事
簿記は、企業や個人事業における取引を、お金の面から記録する方法のこと。あらゆる企業・商店は、経営の状態を常に把握しておく必要があります。そのためにはお金の流れを一定のルールに従って記録、計算、集計する技術が必要で、その知識や技能を測るのが簿記検定です。
企業内でこのお金の流れを管理する専門職といえば経理スタッフです。しかし簿記の資格・知識が活かせるのは経理部門だけではありません。仕事をする上での基礎知識という意味でなら、限りなく活用範囲が広がるのが簿記の特色です。会社の規模や職種にかかわらず、会社の経営状態をお金の流れをもとに把握する力は社会人の誰にとっても必要だからです。
OAの著しい進化でコンピュータ会計が普及した今日こそ、簿記の資格ははかえって見直されるようになっています。コンピュータが計算して出した、財務諸表を読み解ける人、そこから課題を見つけられる人が求められているからです。そうした数字を読み解くベースになるのが簿記の知識です。

■リクルーティング活用度
簿記の資格が必ずしも会社の経理部門への就職を保証するものではありませんが、1級まで合格していると採用されやすくなるのは確かです。また中小企業等では、中途採用で経理の採用を行う際に、2級以上の取得を応募資格にしている会社が大半です。経理の実務未経験でも採用されるケースは少なくありません。簿記は就・転職に結びついた資格のひとつといえるでしょう。
ただ、新卒総合職採用においては、簿記の資格の有無が採用基準の決め手になることは、まずないと考えておいた方がよいでしょう。しかしまた、簿記2級・1級の取得が面接官の注目をひきつけることも確かです。かりにあなたが1級を取得している場合、面接官は良い意味で、あなた自身の目標がどこに向かっているのかを知りたくなるからです。PRの材料になることは確かです。

■試験情報
日商簿記の検定は1~4級まであります。3~4級は入門編で、初歩の初歩です。就・転職活動に活かすことや実社会での実用価値を考えますと最低でも2級以上を取得しておきたいところです。簿記の試験は何級からでも受けられますし、2級と3級は同じ日に受験することもできます。自信のない方は、W受験をしておくのもいいかもしれませんね。
気になる合格率ですが、日商簿記3級は約45%、2級ですと約35%です。1級の合格率は10%前後と急に難しくなります。3級までは独学でも十分合格できますが、2級以上は通学・通信などなんらかの教育機関利用が効率的です。

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